ボルシアMG戦でフル出場したヘルタFW原口元気(左から2人目) [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第31節が3日に行われ、FW原口元気とMF細貝萌が所属するヘルタ・ベルリンはボルシアMGと対戦し、1-2で敗れた。試合後、フル出場を果たした原口が記者団の取材に応じている。
試合では、同点弾に絡むも、相手の決勝点にも絡んでしまった原口。足を滑らせて決勝弾を許した失点シーンを振り返り、「まあ相手が速い選手というのは分かっていたので、中ならいいだろうと、中ならフォローがいると思うので。速かったんで縦に行かれたくなかったんで、そしたらまあ…入ってしまったんで、まあ…どうしたらよかったのかなと思いました」と説明し、悔しさを見せた。
さらに、「もちろん失点のところは悔しいです」と口にした原口だが、「あれだけカウンターのチャンスがある中で形にしないといけないし、なかなか走っても出てこなかったのがしんどかったですね」と攻撃面でも悔しさを示すと、「押し込まれた状態での(ボール)カットなので、僕が出てくのが2番目3番目の選手なので、もう少しタメを作ってもらえたら、1発のパスが多すぎたかなというのはあります」と改善点を挙げた。
ここ5試合連続で先発出場している同選手は、「後半戦に入ってからはね、自分自身でやれるコンディションというか、パフォーマンスとしては、なかなかいいものを出せたと思う」と手応えを語ると、「今日は1本、点に繋がった良いボールが出せたので、そこは一歩前進。ああいうのを増やして、チームが勝ち点を取れるように貢献したいと思います」とゴールに絡んで行くことに意欲を見せた。
リーグ戦でここ4試合勝利のないヘルタ・ベルリン。原口は「ここ3連戦は相手が強く、(ここ)2戦とも良い戦いをしながら最後のところで力負けと言う形なので、次こそは勝ち点を取れるように、まぁ早めに残留を決めたいです」と、残りの3試合に向けて意気込みを語った。