ドルトムントを率いるクロップ監督 [写真]=Bongarts/Getty Images
9日に行われるブンデスリーガ第32節で、日本代表MF香川真司の所属するドルトムントは、FW原口元気とMF細貝萌の所属するヘルタ・ベルリンと対戦する。ドルトムントを率いるユルゲン・クロップ監督が試合に向けた会見に臨み、7日付のドイツ紙『ルール・ナハリヒテン』がコメントを伝えている。
残り3試合となったブンデスリーガで、ドルトムントは現在勝ち点40の9位。ヨーロッパリーグ(EL)出場圏の6位アウクスブルクとの勝ち点差は3になっている。クロップ監督は「我々のゴールは最後の3試合に勝利することだ。土曜日も3ポイントだけを目指して戦う。ヨーロッパリーグに出場するため、全てを出し尽くす」と、目標を語った。
また、「ヘルタは簡単な状況ではない。彼らは中位からまた少し順位を下げてしまった。それでも、彼らは守備面で非常に整備されたチームだから、我々もいい試合をしなければならない。試合開始5分で3得点を挙げるようなことは起こらないだろう。辛抱強くパスを回す必要があるね」と、対戦相手を分析している。
なお、ドルトムントはDFBポカールでも決勝に進んでおり、優勝した場合はリーグ戦の順位に関係なくEL出場権を得ることができる。