6日に行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント準決勝ファーストレグで、バルセロナに敵地で0-3の完敗を喫したバイエルン。ジョゼップ・グラウディオラ監督のカンプ・ノウへの凱旋として注目されたが、散々な結果に終わり、サポーターからは強烈なダメ出しを食らっている。
ドイツの大衆紙『ビルト』が、「ペップは失敗だったのか?」と、バイエルンの監督としてのを手腕を問うアンケートを実施。8万を超える回答のうち、「Ja(イエス)」が57パーセントとなり、実に6割近くがグアルディオラ監督に「失敗」の烙印を押した。
多数の負傷者を抱えながらも、就任から2シーズン連続でリーグ制覇を達成し「素晴らしいシーズンだった」と自賛したが、バイエルンにとってブンデスリーガ覇者は指定席のようなもの。DFBポカールでは準決勝でドルトムントに敗れており、国内2冠を達成した昨シーズンの成績を下回るのは確実な状況だ。
グアルディオラ監督の前任者であり、クラブを初の3冠へと導いたユップ・ハインケス氏が比較対象になるのは少々酷とはいえ、バルセロナでの輝かしい実績を引っさげて就任した同監督が、バイエルンの期待に応えているとは言い難い。
同紙は、以下のような読者の意見も紹介している。
「夏には、クロップがバイエルンに雇われることになる。グアルディオラのカウントダウンは始まっている!」
「バイエルンファンとして、2016年に新しい監督が来ることを願っている。グアルディオラのシステムは、うちに合わない。ポルト戦とバルセロナ戦、どちらもファーストレグはチャンスが1度しかなかった」(※グアルディオラ監督とバイエルンの契約は2016年まで)
「絶好調のバルサから勝ち点を取れるチームなんて、世界に存在しない」
「グアルディオラは完全に過大評価。彼がタイトルを獲得してきたクラブは、彼がいなくても成功を手にしている。ムル(チームドクター)とのいざこざも不快。戦術もおかしい」
「システムがどうのこうのじゃない!あのバルサなら、どのチームでもやられる。それも、もっと大差で。あのレベルになれば、いかに突出した個の力が重要かということが分かったはず。メッシ相手には、システムとか監督は関係ない。単に個人の能力。セカンドレグは、メッシ&ネイマールを、元気なリベリー&ロッベンとチェンジしてみたら…」
やられた相手が悪かったこともあり、擁護する声もあるとはいえ、手厳しい意見が大半。
窮地に立たされるグアルディオラ監督に対し、『ビルト』紙は、「あなたは失敗してしまったのか?」との質問を敢行。ストレートな問いに、同監督は「ノー。ノー。私の立場はオッケー。1番重要なタイトルは手にしている。0-3という結果にファンが満足できないことは理解している。それでも、今シーズンはスーパーなシーズンだ!」と返し、苦しい台所事情の中でのリーグ優勝の価値を変わらずアピールしている。