ブレーメン戦に出場した清武(左)[写真]=Bongarts/Getty Images
日本代表MF清武弘嗣とDF酒井宏樹が所属するハノーファーは9日、ブンデスリーガ第32節でブレーメンと対戦し、1-1で引き分けた。この結果、ハノーファーは16試合で未勝利が続き、依然として2部降格の危機に陥っている。
試合を振り返った清武は、「絶対に勝ちたかった」と引き分けに肩を落とした。ブンデスリーガ日本語版公式HPがコメントを伝えている。
清武は5日の練習中に足首を負傷していたが、ブレーメン戦に先発出場した。清武が「前半はほぼ完璧な試合だった」と言うように、序盤から猛攻を仕掛けたハノーファーは21分に先制点を奪う。しかし、追いつかれる展開となり、「サポーターもすごく盛り上げてくれていた。その中で、勝てなかったのがすごく残念です」と悔しさを滲ませた。
暫定16位のハノーファーは、降格圏から抜け出すことができず苦しい状況が続いている。清武は、「勝っていれば大きかった。勝てる試合で勝てないのが残留争いです。そういう呪われている感じが、残留争いなのかなと思います」とコメント。最下位のシュトゥットガルトから14位のハンブルガーSVまでが勝ち点差2でひしめいており、残留争いは大混戦となっている。