敗戦にうなだれるシャルケの選手たち [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第32節が10日に行われ、日本代表DF内田篤人が所属するシャルケは、アウェーで日本代表FW大迫勇也とMF長澤和輝が所属するケルンと対戦し、0-2で敗れた。試合後、シャルケの面々は一様に落胆や怒りのコメントを残している。
ドイツ紙『デア・ヴェステン』など複数メディアが伝えたところによると、シャルケの主将を務めるドイツ代表DFベネディクト・ヘーヴェデスは「この試合はシャルケにとってふさわしくないものになってしまった」とコメント。また3-2で勝利した前節の日本代表DF酒井高徳所属のシュトゥットガルト戦を引き合いに出し「シュトゥットガルトとの試合も決して美しい試合ではなかったが、少なくとも僕らは戦う姿勢を見せていた。でも今日は戦術的な規律はゼロ。そして情熱もゼロだった」とチームの姿勢に対して厳しい言葉を述べた。
また、チームマネージャーのホルスト・ヘルト氏は、低調なパフォーマンスを見せたチームに対し「どん底だ」と失望した様子。さらに「良い時間は過ぎ去った。14日後、選手全員がトレーニング場にいるのかどうかは分からない」と、何人かの選手を解雇する可能性について示唆した。