シャルケのスポーツ・ディレクターであるヘルト氏 [写真]=Bongarts/Getty Images
シャルケは11日、所属するMFケヴィン・プリンス・ボアテングとMFシドニー・サムとの契約を解除し、「即時放出」したことを発表した。
ドイツ紙『ルール・ナハリヒテン』は、スポーツ・ディレクターのホルスト・ヘルト氏のコメントを伝え、「2選手との信頼関係はもはや無い」と2016年までの契約があったボアテング、2017年までの契約があったサムと契約解除に至った理由を説明。
MFマルコ・ヘーガーについては、16日まで練習参加と試合出場の禁止を言い渡したことが発表されたが、「マルコ・ヘーガーについてはクラブへの忠誠心に疑いがある。しかし、1週間の猶予を与えた。日曜日(17日)に話を聞き、どうなるかだ」と処分に含みを持たせた。
シャルケは10日に行われたブンデスリーガ第32節、アウェーでのケルン戦に0-2と敗戦。直近のリーグ戦12試合で2勝5分5敗と不調に陥っており、順位も第20節の3位から現在は6位まで後退している。