10日のパーダーボルン戦にもフル出場し、勝利に貢献したデ・ブライネ(右)[写真]=Getty Images
ヴォルフスブルクに所属するベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネの代理人を務めるパトリック・デ・コスター氏が、11日にイギリスメディア『talkSPORT』のインタビューに応え、同選手が複数クラブから関心を集めていることを認めた。
デ・コスター氏は「マンチェスター・C、バイエルン、パリ・サンジェルマンが私に非公式な接触をしている。しかし、公式のオファーはまだ来ていない」と認め、「来週にも(ヴォルフスブルクのスポーツ・ディレクターを務める)クラウス・アロフス氏とミーティングを行い、彼らが今後どうしたいのか聞いてみるよ。ケヴィンに新契約を掲示したいのか移籍を許可するのか、そこで知ることになる」と、今後の方針を明かした。
また、「ヴォルフスブルグが売却を決断したら、国内リーグ制覇が可能でチャンピオンズリーグに挑戦できるクラブの中から、ケヴィンが選ぶことになる。選択権は彼にある」と、語っている。
現在23歳のデ・ブライネは、チェルシーから2度のレンタル移籍を経て、昨年1月にヴォルフスブルクへ完全移籍。今シーズンはここまでに行われたブンデスリーガ32試合全てに先発出場し、10得点19アシストを挙げ、ヴォルフスブルクの2位躍進に大きく貢献している。