右からドルトムントの香川とクロップ監督 [写真]=Bongarts/Getty Images
ドルトムントに所属する日本代表MF香川真司が、今シーズン限りでの退任を表明しているユルゲン・クロップ監督へ感謝の言葉を述べている。14日、ドイツ誌『キッカー』が伝えた。
今シーズン、マンチェスター・Uから3シーズンぶりに古巣に復帰した香川は、「チームにとっても、僕にとっても難しいシーズンでした」とコメント。復帰戦ではゴールを決めた香川だったが、期待に応えるようなパフォーマンスが継続できず、チームも前半戦を降格圏内で折り返した。香川は、「このチームがこんなにも苦しむとは思っていませんでした。チームの中心選手がそれほど変わっていないにもかかわらず、なかなか上手くいかなかった」と振り返った。
恩師であるクロップ監督については、以下のように述べている。
「感謝の気持ちでいっぱいです。僕をブンデスリーガへと導いてくれた監督ですし、信頼を感じ、彼のもとで素晴らしい2年間を過ごすことができました。そして再び、僕を呼び戻してくれた。彼のもとで成長できましたし、良いかたちで監督を送り出したいです」
新指揮官には元マインツのトーマス・トゥヘル氏が就任することが決まっている。香川は、「日本代表でチームメイトの岡崎慎司が(トゥヘル監督のもとで)プレーしていたので、代表戦の期間中に話を聞けたらいいですね」と語っている。