ボルシアMG移籍が報じられる岡崎 [写真]=Bongarts/Getty Images
ボルシアMGが、マインツに所属する日本代表FW岡崎慎司の獲得に本格的に乗り出す可能性が高まった。19日付のドイツ誌『キッカー』など各メディアが報じている。
昨シーズンの6位から、今シーズンは3位とさらなる躍進を遂げチャンピオンズリーグ出場権を獲得したボルシアMG。しかし、10日にエースのドイツ代表FWマックス・クルーゼがヴォルフスブルクへ移籍することが発表され、FWの補強は必須となった。
そこで白羽の矢が立っているのが、ここまでブンデスリーガで12ゴールをマークしている岡崎の存在だ。同誌は岡崎について「ゴールを脅かし、素早い動きを見せ、運動量があり、戦術的にプレーできるという全ての要素を兼ね備えている」と紹介し、「174cmしかないのに非常に高いヘディングの能力を持っている」とも記されている。
マインツを率いるマルティン・シュミット監督は「(岡崎に対する)オファーは無い」とコメントし、クリスティアン・ハイデルGM(ゼネラル・マネージャー)も同様に交渉の事実を否定した。しかし、岡崎のマインツの契約は2016年6月30日までとなっているため、クラブは移籍金が発生する今夏に放出することを検討。そうなればボルシアMGへの移籍の可能性はますます高くなると伝えられている。