残留に向け最終節に臨むハノーファー [写真]=Bongarts/Getty Images
全9試合が同時刻に行われる23日のブンデスリーガ最終節で、複数のクラブが他会場の途中経過を発表しないことに決めたという。22日、ドイツ紙『ビルト』が伝えている。
ブンデスリーガでは、他会場で得点が決まるとスタジアムの電光掲示板にそれが通知されることが慣例となっているが、同紙によると14位フライブルクをホームに迎える日本代表MF清武弘嗣とDF酒井宏樹が所属する15位ハノーファーは、ハーフタイムでの途中経過のみを表示させる予定だという。
また、第33節を終え18位へ転落してしまった昇格組パーダーボルンは、日本代表DF酒井高徳が所属する16位シュトゥットガルトとホームで対戦する。しかしこちらは試合中のみならず、ハーフタイムにも途中経過を伝えない予定。さらに日本代表DF内田篤人が所属するシャルケを本拠地に迎える17位ハンブルガーSVも、基本的にはパーダーボルンと同じプランを練っており、スタジアム内での通知は一切行わないとのことだ。
そして非常に低い数字ながら、降格の可能性も完全なゼロではないMF細貝萌とMF原口元気が所属する13位ヘルタ・ベルリンはホッフェンハイムと戦うが、こちらはアウェー戦。他会場結果の通知はホーム開催チームに委ねられているため、ヘルタ・ベルリンのチームマネージャーを務めるミヒャエル・プレーツ氏は「通知については彼ら(ホッフェンハイム)がやりたいようにできるからね。我々は自分たちのことに集中するだけだ」とコメントしている。