ブンデスリーガで活躍する大迫(左)清武(中央)香川(右)[写真]=Bongarts/Getty Images
23日のブンデスリーガ最終節で、日本人選手たちが躍動した。
最初に結果を出したのは、ハノーファーに所属する日本代表MF清武弘嗣。残留をかけて臨んだフライブルク戦の開始3分に見事なダイビングヘッドでのゴールを決め、チームに貴重な先制点をもたらした。84分、オウンゴールでリードを広げたハノーファーは、アディショナルタイムに1点差に詰め寄られるも、2-1で逃げ切り勝利。1部残留を決めた。
ヴォルフスブルクと対戦したケルン所属のFW大迫勇也が後を追う。3分、オフサイドぎりぎりのタイミングで裏へ抜け出し、ワントラップしてから左足で華麗に流し込んだ。ヴォルフスブルクに一度は逆転を許すも、後半に追いつき、2-2で試合を終えた。
ホームにブレーメンを迎えたドルトムント所属の日本代表MF香川真司は15分、エリア内でパスを受けると、相手選手を1人かわし、狙いすましたシュートを決めた。その後もピエール・エメリク・オーバメヤン、ヘンリク・ムヒタリアンのゴールをアシスト。全得点に絡む活躍を見せ、最終戦を3-2の勝利で飾った。なお、勝利したドルトムントは、7位が確定したため来シーズンのヨーロッパリーグ出場が決まっている。