最終戦でセレモニーに参加したケール [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ最終節が23日に行なわれ、日本代表MF香川真司が所属するドルトムントはホームでブレーメンと対戦し、3-2で勝利を収めた。試合後、今シーズン限りで現役を引退する元ドイツ代表MFセバスティアン・ケールがインタビューに応え、ブンデスリーガ日本語版公式HPがコメントを伝えている。
ホームでのラストマッチを終えた元主将のケールは「たくさんの素晴らしい思い出がよみがえってきたよ」と感慨深い様子で語り始め、「今日、最後となるスタジアムに足を踏み入れたとき、最後にもう一度勝利を手にすることが出来るとは思っていなかった。だから、今シーズンのブンデスリーガの締めくくりにいい結果を残せてとても感謝しているし、誇りに思う」と、ホーム最終戦での勝利を喜んだ。
この試合では、自身の後任としてキャプテンを務めているドイツ代表DFマッツ・フンメルスに、キャプテンマークを託された。これについては「とても光栄なことだったよ。今日1日は全てのことが素晴らしかった」と目頭を熱くさせながら話している。
本拠地のジグナル・イドゥナ・パルクではラストマッチとなったが、ケールにとって現役最後の試合は、ベルリンで行われるのDFBポカール決勝となる。30日に行われるヴォルフスブルクとの決戦に向け、「ブンデスリーガでは上手くいったけど、まだDFBポカールがある。このタイトルの獲得はチームと自分のキャリアへの最後の仕上げになると思う」と、有終の美を飾ることを心に誓った。