ベルギー代表の監督を務めるヴィルモッツ氏 [写真]=Getty Images
日本代表DF内田篤人が所属するシャルケは現在、26日に辞任したロベルト・ディ・マッテオ前監督の後任探しに着手しているが、同クラブの第一希望監督とはすでにコンタクトを取ったことが明らかとなっている。
28日、ドイツ紙『ビルト』が伝えたところによると、シャルケが最も望んでいる指揮官は、現役時代に同クラブで活躍したマルク・ヴィルモッツ氏。しかし同氏は目下ベルギー代表監督を務めており、任期は2018年までとなっている。ただし契約には「違約金100万ユーロ(約1億3600万円)を支払えば解除できる」という付帯条項も盛り込まれており、可能性は完全なゼロではないそうだ。
また同紙によると、ディ・マッテオ前監督が去った26日の夕方、シャルケ幹部は早速候補者数名に連絡を取り、その中にはヴィルモッツ氏も含まれていたという。「昨年10月に解任されたイェンス・ケラー氏の後任として、当時チームマネージャーのホルスト・ヘルト氏はヴィルモッツ氏と話をしていた」とも記している。
ヘルト氏は、「6月28日の練習開始日までには監督が決まっているだろう」とだけコメントしている。