クロップ監督(中央右)と香川(右)[写真]=Borussia Dortmund/Getty Images
日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは30日、ヴォルフスブルクとのDFBポカール決勝を迎える。前日会見に出席したユルゲン・クロップ監督のコメントを、日本語版クラブ公式HPが伝えている。
シーズン前半は降格圏内まで順位を落とすも、終盤に本来の強さを取り戻し、ヨーロッパリーグ出場権を獲得してリーグ戦を終えたドルトムント。今シーズン限りでの退団を発表しているクロップ監督にとっては、この試合がドルトムントでのラストマッチとなる。
クロップ監督は、愛弟子である香川について「シンジのような才能ある選手が、ずっと鳴りを潜めたままなんでことはあり得ない」とコメント。「決勝を前に、再び輝きを見せ始めてくれて本当に嬉しいよ」と、香川の復調に喜びを示した。指揮官は「彼の勢いを止めるつもりはないね」と続け、先発での起用を示唆している。
クロップ監督は、ドルトムントで過ごした7シーズンの最後を有終の美で飾ることができるのか。ドルトムントは3年ぶり4度目の優勝を目指す。