昨年10月までシャルケを指揮したケラー氏(右)[写真]=Getty Images
先月28日、日本代表MF長谷部誠とMF乾貴士が所属するフランクフルトは、トーマス・シャーフ監督が辞任することを発表した。今のところまだ後任は決まっていないが、ドイツ紙『ビルト』が行ったオンライン読者アンケートでは、最近まで他クラブを率いていた2人の名前が上位にくる結果となっている。
それによると6日0時現在、日本代表MF清武弘嗣と同DF酒井宏樹が所属するハノーファーを4月まで率いていたタイフン・コルクト氏が首位となっており、全体の26パーセントにあたる7883票を獲得。続く2位は、昨年10月までDF内田篤人が所属するシャルケで指揮を執っていたイェンス・ケラー氏で、21パーセントの6398票となった。また3位は、1シーズンでブンデスリーガ2部へ降格してしまったパーダーボルンのアンドレ・ブライテンライター監督で、17パーセントの5056票を獲得した。
しかし、この中でもケラー氏は、現役時代にフランクフルトでプレーした経験があり、『ビルト』によるとシャーフ前監督の辞任を聞いた際に「フランクフルトには私も興味がある」とコメントしたという。
また同氏は過去にも「フランクフルトで過ごした時間は悪くなかった。いや、むしろ良かったね。ファンからも好かれていた」と話しており、上述の3名の中では就任に最も意欲的だと見られている。