ケルン移籍が噂されるヨイッチ [写真]=Getty Images
日本代表FW大迫勇也とMF長澤和輝の所属するケルンは、日本代表MF香川真司が所属するドルトムントのセルビア代表MFミロシュ・ヨイッチの獲得を目指しているようだ。25日、ドイツ紙『ビルト』が伝えている。
現在23歳のヨイッチは2014年1月にパルチザンからドルトムントへ移籍していた。各年代のセルビア代表でプレーし、2013年10月には日本代表との親善試合でA代表デビューを果たし、初得点も記録している。
同紙によると、すでにケルンはヨイッチ本人との交渉を終え、合意に至っているようで、残すはクラブ間同士での話し合いをクリアするだけだという。なお、同選手にかかる移籍金は、推定250万ユーロ(約3億5000万円)と見積もられている。
また、同クラブのヨルク・シュマトゥケSD(スポーツ・ディレクター)は23日、チェコで開催されているU-21欧州選手権のセルビア対デンマークを観戦し、ヨイッチの最終チェックを行った模様。そして試合後に同SDは、選手と直接話し合いの場を設けたそうだ。
さらに同紙が「ケルン側は2019年夏までの4年契約を提示し、オーストリア合宿から合流する」と詳細を記していることからも、ヨイッチのケルン移籍決定は秒読み段階に入ったものと見られている。