現役引退を表明したアサモア(写真は2013年のもの)[写真]=Getty Images
DF内田篤人の所属するシャルケの元ドイツ代表MFゲラルド・アサモアが現役引退を発表した。ドイツ誌『キッカー』が伝えている。
同誌によると、2014-2015シーズンは2軍にあたるU-23シャルケに所属していたアサモアは1日、現役生活に終止符を打つことを表明したという。また、それと同時に同クラブU-15チームのコーチに就任すること、そして引き続きクラブの親善大使を務めていくことも明らかになった。
アサモアはこれについて「シャルケを去ることなど、到底考えられなかった。ここは私の居場所だからね。そして過去2年間やっていた大使の仕事もすごく楽しかったよ。指導者の経験もこれから積んでいかなければ」と、同クラブで職を得ることができた喜びを語っている。
マーケティング部長のアレクサンダー・ヨープスト氏も「これからもゲラルドが我々のところにいてくれる。本当にうれしいことだ」と話している。1999年7月にハノーファーからシャルケに完全移籍したアサモアは、2010-2011シーズンから3年にわたり同クラブを離れていたが、それ以外の13年間は一貫してシャルケに所属していた。