始球式を務めたゲッツェ [写真]=Getty Images
バイエルンに所属するドイツ代表MFマリオ・ゲッツェが、休暇のため訪れているアメリカでMLBの始球式を務めた。4日、ドイツ語版ブンデスリーガ公式サイトが伝えている。
同サイトによると、バイエルンの面々は1日からトレーニングを開始しているが、先月の代表戦に選ばれた選手は11日に合流するそうで、ゲッツェはまだオフを楽しんでいる最中。そしてロサンゼルスを訪れた同選手は、ロサンゼルス・ドジャース対ニューヨーク・メッツの始球式を任されたという。
しかし、サッカーの世界ではトップクラスの技術を持つゲッツェも、いかんせん野球には不慣れ。同選手が投げたボールはベースのはるか左上に飛んでいき、捕手を務めたアンドリュー・ジェームズ・エリスもキャッチするのがやっとだった。ドジャースの公式ツイッターは「彼はきっとボールをポストに当ててから、枠の中に決めようとしたんだろうね」とサッカーに例えた冗談を飛ばしている。
ただ、ゲッツェ本人は大観衆の前でのピッチングを大いに楽しんだようで、自身の公式ツイッターとFacebookで「もっとうまくなってみせる」「素晴らしい体験だった。ロサンゼルス・ドジャースよ、最高の招待をしてくれてありがとう」と記した。