練習後、ファンのサインを求める声に応じる香川
6日に来日したドルトムントが翌日に控えた川崎フロンターレとの親善試合を前に、試合会場である等々力陸上競技場で前日練習を行った。
練習後、記者団の取材に応じたドルトムント所属の日本代表MF香川真司は、同日からチームに合流。新指揮官であるトーマス・トゥヘル監督の初指導を受けたが、「良かったです。すごく新鮮味があって、その中での練習の意図として、細かいパス回しでやっていこうというのが見えたので楽しかったです」「技術的なミスに関してはすごく厳しいと思います」と最初の印象を振り返る。
香川にとってはドルトムントでの2015-16シーズンのスタートとなったが、「新鮮味があって、緊張感があって、そういう中での戦いもあって。明日の試合もただの親善試合ではないので。しっかり準備をしてきたつもりです。勝ちたいです」と、川崎戦に意気込む。
新シーズンに向けては、「いいスタートを切るためには、まずはいいトレーニングをして、そして試合になった時にしっかり自分のパフォーマンスを発揮できるように。メンバーも変わりはないので、そういう意味では言い訳はできないですし、しっかりとした準備ができれば、結果は必ず出るし。メンタル的にもしっかりと準備をしていきたいです」と、スタートダッシュを誓っている。
この日の練習は一般にも公開され、香川は練習後、多数集まったサポーターのサインに応じ、会場を後にした。
ドルトムントと川崎の一戦は、7日19時に等々力陸上競技場でキックオフされる。