ヘルタでプレーする細貝萌 [写真]=City-Press via Getty Images
昨シーズンの終盤に足の炎症のため入院していたことを明らかにしたヘルタ・ベルリン所属のMF細貝萌について、地元紙『Berliner Zeitung』は、感染症が引き金となって調子を崩した同選手が厳しい状況に置かれていることを報じている。
「日本代表からスタンドの常連に。全ては謎めいた病気によって始まった。年明けにかかとを痛めたことで、それまでの抜きんでたパフォーマンスからはほど遠いままだ」
同紙は、昨シーズン前半戦は全試合に出場したものの、後半戦はウィンターブレーク明けの3試合に出場して以降、最終戦まで出番がなかった細貝について、上記のように記述。
さらに、いまだにパフォーマンスが上がらないことに触れ、パル・ダルダイ監督も「負傷によってほぼ半年間何もできず、体が弱っているのかもしれない。だが、そこから自分で這い上がってこなければいけない」と、厳しい見方をしていることを伝えている。
同紙は、ここまでのプレシーズンマッチ4試合で、細貝はピッチで最も存在感のない選手で、目立つとすればパスミスをした時だけだとも書いており、「すぐにでも状況を変えなければ、開幕をスタンドから見つめることになるだろう」と、非常に厳しい意見を述べている。