マインツでプレーする武藤 [写真]=Bongarts/Getty Images
日本代表FW武藤嘉紀が所属するマインツは、現在フランスでトレーニングキャンプを行っている。20日付のドイツ紙『Lampertheimer Zeitung』がここまでの新加入選手のプレーを評価した。
同紙は新加入の武藤について「日本から来たカメラマンが彼のズーム・ショットを狙い、マインツからも多くの日本人記者も訪れている」と多くの日本メディアが注目していることを紹介。プレー面においては「彼には俊敏さと決定力があり、全てにおいて懸命に取り組んでいる。順調に前に進んでいて、常にゴールを狙えるエリアを探している。下を向く必要はない」とコメントしている。
武藤は19日に行われたサンテティエンヌ戦では後半から途中出場。得点に絡むことはなかったが、サイドからのクロスでチャンスを演出した。同紙は武藤の働きについて「クロスがわずかに高かったり、低かったりして中央の選手に合わない場面があったが、最初にしてはいいアイデアだった。武藤はスピードのスペシャリストとして相手DFを狂わせる存在になりうる」と、今後の活躍に可能性を感じさせたと高評価を与えた。
また、最後に武藤に対して「結果が出なくても自信を失わないことが必要」とアドバイスを送っている。