ヘルタ退団の可能性が報じられた細貝 [写真]=Getty Images
ドイツ誌『キッカー』は23日、ヘルタ・ベルリンに所属するMF細貝萌が移籍を検討していると報じた。
2017年6月までの契約を結んでいる細貝だが、同誌によると、すでにクラブと意見交換を行っており、同選手はチームメイトに移籍の意向を伝えているようだ。
2014-15シーズンは細貝にとって苦しいシーズンだった。今年2月、ヨス・ルフカイ氏の解任に伴いパル・ダルダイ氏が新監督に就任すると、細貝の出番は激減。ダルダイ監督は「ハジメはチームにとってベストなボランチだった。しかし、私が来たときはコンディションが悪かったんだ」と説明していた。細貝はベンチ外が続く中、4月には足の炎症で入院するなど苦難との戦いだった。
今夏、ヘルタ・ベルリンはボランチを補強しており、定位置確保はさらにヒートアップすることが予想される。細貝は代理人のトーマス・クロート氏、クラブ幹部と話し合いを続けた結果、「移籍がベストな選択ではないか」という結論に達した模様。先日、アラブ首長国連邦(UAE)のアル・ジャジーラが獲得に関心を示していると報じられており、去就に注目が集まる。