2年間ブレーメンでプレーしたディ・サント [写真]=Bongarts/Getty Images)
25日、DF内田篤人の所属するシャルケが、ブレーメンからアルゼンチン人FWフランコ・ディ・サントを獲得したことを発表した。
シャルケ公式HPによると、同日にメディカルチェックを済ませたディ・サントは、クラブハウスで契約書にサインしたという。契約期間は2019年6月30日まで。背番号は9が与えられている。
同HPの中でホルスト・ヘルト強化部長は「彼が我々の下へ来ることを選択してくれて本当にうれしい。彼はまさしく、我々がオフェンス強化のために探していたタイプの選手だ」と喜びのコメントを残している。
またドイツ紙『ビルト』が伝えたところによれば、この移籍により年俸はブレーメンでの300万ユーロ(約4億1000万円)から、400万ユーロ(約5億4000万円)にアップするという。さらに同紙によると、ディ・サントの市場価格は現在850万ユーロ(約11億5000万円)前後と見られているが、同選手が当初ブレーメンと結んでいた契約では「2015年7月31日までは、違約金600万ユーロ(8億1000万円)で移籍が可能」という付帯条項が盛り込まれていたとのことで、シャルケにとってもディ・サントにとっても恵まれた条件での移籍だった。
現在26歳のディ・サントは193センチの長身FWで、19歳の時にチェルシーと契約を結んだ。しかし、レギュラーになることはできず、ブラックバーンやウィガンでのプレーを経て2013年にブレーメンへ移籍していた。そのブレーメンでは2年間で49試合に出場し17得点を記録した。