25日のユヴェントス戦に出場したフンメルス [写真]=Getty Images
日本代表MF香川真司とMF丸岡満が所属するドルトムントのドイツ代表DFマッツ・フンメルスは、昨シーズンの不振の理由が調整不足による太り過ぎのせいだったと明かしている。ドイツ紙『キッカー』やイギリスメディア『スカイスポーツ』が27日付で伝えている。
昨夏のブラジル・ワールドカップで優勝したドイツ代表のメンバーである26歳のフンメルス。W杯後の休暇で羽目を外しすぎたために、本調子を取り戻すのにかなりの時間を要したようだ。「昨季の前半のパフォーマンスはこれまでの人生の中でも最悪だった。身体が重く感じたし、動きも鈍かった。体重という点では破滅的な状況だったんだ。その時期はフラストレーションが溜まったためにやけ食いしてさらに太ってしまい、悪循環に陥ってしまっていた」と、不調時の状況を振り返った。
現在のフンメルスは昨年の轍を繰り返さないために熱心にトレーニングに励んでいるようだ。「今は体重を減らしている。2014年のときのコンディションとは全く違うんだ。今年の休暇では質のよいものを食べて、いつもより多く走るようにしている」と語り、万全な状態で新しいシーズンに臨むことを誓っている。