復活を誓う宮市(右)[写真]=Bongarts/Getty Images
前十字じん帯の手術を受けたザンクトパウリのFW宮市亮が、現在の心境を明かした。ドイツ誌『キッカー』が29日、地元紙『ハンブルガー・アーベントブラット』に語ったコメントを伝えている。
今夏にアーセナルを退団し、心機一転の再スタートを切った宮市だったが、18日に行われた親善試合ラージョ・バジェカーノ戦で負傷。手術を受け、離脱期間は約7〜9カ月と見られている。
宮市は「恐らくけがをしたのは、僕がヘディングに行ったとき。最初は痛みもなかったんで、大したことはないと思っていたんですけど」と負傷の場面を振り返る。
しかし、診断の結果は左ひざ前十字じん帯の断裂。無事に手術を終え、今後は回復に向けてリハビリに取り組む。長期離脱を強いられるかたちとなったが、「僕は強くなって帰ってきます。けがが多いことについては考えていますし、もっとたくましくなりたいですね」と前を向いた。「3月にはまたピッチに立てるよう、そしてファンに新しい僕を見てもらえるように、もっと強くなって戻ってきます」と力強く語っている。