ベティス戦に先発出場した香川真司 [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images
MF香川真司とMF丸岡満が所属するドルトムントは、1日にベティスとのプレシーズンマッチを行った。香川は先発出場している。
ドルトムントは7月30日にヨーロッパリーグ予選3回戦でヴォルフスベルガーと対戦した。2日前の試合に先発出場したメンバーは控えにまわり、この試合では香川やポーランド代表MFヤクブ・ブワシュチコフスキ、スロヴェニア代表MFケヴィン・カンプルらが先発出場した。
試合はドルトムントが押し気味に進める。13分、モリッツ・ライトナーのスルーパスを受けたブワシュチコフスキが、GKと一対一になるが、シュートは右ポストに阻まれてしまう。
その後もドルトムントがチャンスを作ったが決めきれない展開が続く。このままスコアレスで前半が終わるかと思われたが、前半終了間際にスコアが動く。40分、ライトナーとブワシュチコフスキがワンツーでチャンスを作ると、ペナルティエリア内でスルーパスを受けたアドリアン・ラモスが、GKをかわしながら右足シュート。これが決まり、ドルトムントが先制する。
ドルトムントは後半からブワシュチコフスキとラモスを下げ、ケヴィン・グロスクロイツとイェレミー・ドゥジアクを投入する。しかし、後半に入って先に決定機を迎えたのはベティス。63分にラファエル・ファン・デル・ファールトがGKと一対一となるが、GKロマン・ヴァイデンフェラーがなんとか防いだ。
すると84分、ドルトムントはライトナーのスルーパスからペナルティエリア左に抜け出したオリヴァー・キルヒが、右足シュートを決めて2-0とリードを広げる。このまま2-0でドルトムントが勝利を収めた。なお、香川は73分にダヴィド・ザウアーラントと交代している。
ドルトムントは6日にEL予選3回戦でヴォルフスベルガーとのセカンドレグを迎える。