ホーム開幕戦を制しサポーターに挨拶するドルトムント [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images
日本代表MF香川真司の所属するドルトムントは、15日に行われたブンデスリーガ開幕節でボルシアMGと対戦し、4-0で勝利を収めた。日本語版クラブ公式サイトがドイツ代表のMFマルコ・ロイスとDFマッツ・フンメルスのコメントを伝えている。
ロイスとフンメルスは、ボルシアMG戦後に揃って大喜び。「十分内容に見合う勝利だった」とロイスが語れば、フンメルスは「この調子で続けていけば、大成功できるだろうね」と付け加えた。
2015-16シーズンのブンデスリーガで、ドルトムントの第1号ゴール獲得に加えて、チーム4点目のアシストも記録したロイス。「僕らにとって大きな試練だったけど、見事に乗り越えることができた。リーグをいい順位でスタートしたいと思っていた」とコメントすると、「相手は本当に手ごわいチームだった。ボルシアMGは昨シーズン後半のベストチームだからね。立ち上がりからプレスをかけて相手のミスを誘った。チャンスを生かせたのが大きかった。うまくボールを回し、落ち着いてチャンスを待つことができた。チームの出来は最初から最後までものすごく良かった。十分内容に見合う勝利だった」と試合を振り返った。
一方、この日は攻撃の起点ともなったキャプテンのフンメルスは、「ゲームプランを完璧に実行できた。この調子で続けていけば、大成功できるだろうね。公式戦4戦全勝と、最高のスタートが切れた。本当に先が楽しみだよ」と喜ぶと、「正直、ゴールに絡む自信があった。ほかの選手たちが最後まで本当にいいプレーをしていたからね。もちろん、こういう結果になってよかったと思っている」とコメント。続けて、「今のところ何もかもうまくいっている。ここからさらに良くしていきたい。まだ始まったばかりだから、気を抜くつもりはないけどね」と気を引き締めた。
さらにボルシアMGを率いるリュシアン・ファーブル監督もコメントを残している。「ドルトムントが勝つにふさわしかったのは間違いない。相手が上だった。ドルトムントは非常に速かった」と称賛すると、「単純にリードが広がりすぎて追いつけなくなった。我々は守備の改善に取り組む必要がある。昨シーズンの後半、リーグで最も失点が少なかったのは、頭を使って守っていたからだ。今日はそれができなかった」と敗戦を振り返った。
ドルトムントは、20日にヨーロッパリーグ・プレーオフのファーストレグでノルウェーのオッドと対戦。23日にはリーグ戦第2節で昇格組のインゴルシュタットとのアウェーゲームに臨む。