シャルケでプレーするドラクスラー [写真]=Getty Images
17日付のイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、日本代表DF内田篤人が所属するシャルケのドイツ代表MFユリアン・ドラクスラー獲得へ向け、ユヴェントスが3度目のオファーを用意していると報じた。
かねてからユヴェントスの獲得希望が報じられているものの、両クラブの交渉は難航している。同紙によると、2度のオファーを断られたユヴェントスは1800万ユーロ(約24億8000万円)の移籍金に900万ユーロ(約12億4000万円)のボーナスを加え、総額2700万ユーロ(約37億2000万円)で最後のオファーを提示するという。
一方のシャルケは移籍金3000万ユーロ(約41億4000万円)を要求しているため、交渉成立の可能性は低いとされているが、仮にクラブ間での交渉がまとまった場合は年俸320万ユーロ(約4億4000万円)の5年契約が結ばれる見通しとなっている。
現在21歳のドラクスラーは、シャルケの生え抜きで2011年に17歳でデビューを果たした。2012年にドイツ代表デビューを果たすと、2014年夏のブラジル・ワールドカップのメンバーにも選ばれ、1試合に出場していた。昨シーズンのブンデスリーガでは、序盤に負傷し長期離脱を強いられたため、15試合の出場で2ゴールに留まった。