昨季リーグ得点王に輝く活躍を見せたマイヤー [写真]=Bongarts/Getty Images
日本代表MF長谷部誠とMF乾貴士が所属するフランクフルトのエースで、昨シーズンのブンデスリーガ得点王に輝いたFWアレクサンダー・マイヤーが4カ月ぶりにグラウンドでのトレーニングを開始した。18日、ドイツ紙『フランクフルター・アルゲマイネ』など複数メディアが報じている。
報道によると、右ひざのしつがい腱を負傷し4月中旬に手術を受けたマイヤーは長いリハビリを終え、18日に術後初めてグラウンドでランニングメニューをこなしたという。また同紙の取材に応じたアルミン・フェー監督は「アレックス(マイヤー)は今週チーム練習に加わるかもしれない」と今後の見通しについて語ったそうだ。
また大衆紙『ビルト』によれば、同選手は「すべてはプラン通りに進んでいる。ただ、仮に予定より(復帰まで)長くなってしまったとしても、僕は失望することはないよ」と、冷静に怪我と向き合っていく構えであることを話した。また、医師の見解では9月から1対1やシュート練習にも加わることができるようだが、マイヤー自身は「ブンデスリーガ出場まではおそらくあと1、2カ月は要するだろう」とコメントしている。
エースの復帰が近づいていることにはチームメートも大いに喜んでおり、現在同選手の代理で主将を務めているDFマルコ・ルスは、地元テレビ局の番組に出演した際、「キャプテンマークをもうすぐ外せるようになることを願っている」と語っていた。
なお、フランクフルトは22日にホームでアウクスブルクと対戦する。