開幕戦の勝利を喜ぶドルトムントの選手たち [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images
1970年代にボルシアMGなどで活躍し、74年のワールドカップ・西ドイツ大会で世界一を勝ち取った元ドイツ代表MFギュンター・ネッツァー氏は、日本代表MF香川真司の所属するドルトムントが、今シーズンのバイエルンにとって危険な存在になるとの見方を示している。ドイツ紙『ビルト』が報じた。
同紙によると、15日に開催されたブンデスリーガ第1節のドルトムント対ボルシアMGを観戦したネッツァー氏は、「ドルトムントのパフォーマンスには驚かざるをえない。彼らが繰り広げたサッカーはまさしく大胆なものだった。もしドルトムントがこの内容を継続できるのであれば、今後バイエルンは用心していく必要があるだろうね」と、コメント。現在の順位表(バイエルンが1位、ドルトムントが2位)と同じく、今シーズンはドルトムントが再びバイエルンを苦しめる存在になりうると見ているようだ。
ただし、この言葉からも分かるように、同氏はあくまでも優勝候補の筆頭をバイエルンだと考えており、同クラブに今夏加わったブラジル代表MFダグラス・コスタについて、「スペクタルな選手だ。それしか言葉が見当たらない。素晴らしい補強だよ」と、賛辞を忘れなかった。