ブレーメン戦に先発出場した原口元気 [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第2節が21日に行われ、FW原口元気とMF細貝萌が所属するヘルタ・ベルリンとブレーメンが対戦し、1-1のドローに終わった。
ドイツメディア『Sportal.de』は、今シーズン初めてスタメン入りし、フル出場を果たした原口に「3.5」(最高点1、最低点6)をつけ、「出場停止のロイ・ベーレンスに代わってスタメン出場し、序盤は監督の起用が正しかったことを証明。運動量があり、競り合いでも(相手は)止めることができず、常に味方の動きをつかんでいた。だが、そのレベルを維持し続けることはできず、多くのチームメート同様に後方への動きに難があった」とコメント。好プレーを見せる場面もあったが、守備面で難があったことを指摘した。
また、地元メディア『Berliner Zeitung』は「右MFは開幕戦から唯一の選手の入れ替えが必要となったポジション。(原口には、)移籍したニコ・シュルツの持っていたスピードも、出場停止のベーレンスの持つ機敏さもなかった。そうしたこともあり、原口はなるべく早く自分のクオリティーを証明しようと、序盤は他の選手よりも競り合いで強いところを見せた。だが、慌てたことで、状況を見通せていない場面も多々あった。後半は(パル)ダルダイ監督の近く、左サイドでプレー。指示を受けるためのポジションチェンジか?」と記している。
次節、ヘルタ・ベルリンは敵地でMF香川真司が所属するドルトムントと対戦する。