同点ゴールを決めたマルコ・ルス(右から3人目) [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第2節が22日に行われ、MF長谷部誠とMF乾貴士が所属するフランクフルトとアウクスブルクが対戦した。長谷部は右SBで2試合連続の先発出場、乾はベンチ外となった。
ホームのフランクフルトは開幕戦のヴォルフスブルク戦で惜しくも敗れ、新シーズンは黒星スタートとなった。同じくアウクスブルクも開幕戦を落としており、両チームともに今シーズン初勝利を目指しての試合となった。
試合は序盤からアウクスブルクが攻めこむ。3分と13分にトビアス・ヴェルナーがミドルシュートを放ったが、いずれも枠を捉えきれない。
続く24分、ハリル・アルティントップのスルーパスに抜けだしたカイウビーがペナルティエリア手前右からミドルシュート。これがゴール右上に決まり、フランクフルトが先制に成功した。
一方のフランクフルトは41分にPKのチャンスを獲得したが、マルコ・ルスのシュートはGKマルヴィン・ヒッツに止められてしまい、同点ゴールとは至らなかった。このまま1-0でアウクスブルクがリードして前半終了を迎える。
フランクフルトは後半開始からヨエル・ゲレツィハーを下げてティモシー・チャンドラーを投入し、同点ゴールを目指す。
フランクフルトは66分に長谷部のCKからルク・カスタイニョスがヘディングシュートを放ったが、わずかに枠を捉えられなかった。続く68分には長谷部を下げてアレクサンドル・イグニョフスキを投入した。
終盤に猛攻を仕掛けるフランクフルト。86分、右サイドからの折り返しをマルコ・ルスが右足で蹴りこみ、フランクフルトが同点に追いついた。
試合はこのまま1-1で終了。両チームともに今シーズン初勝利はお預けとなった。なお、長谷部は68分まで出場している。