ナウド(右)と競り合うツォラー(左) [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第2節が22日に行われ、FW大迫勇也とMF長澤和輝が所属するケルンとヴォルフスブルクが対戦した。長澤はベンチスタート、大迫は負傷の影響でベンチ外だった。
開幕戦のシュトゥットガルト戦を3-1で制したケルンは、ホームで連勝を目指す。一方、昨シーズン2位のヴォルフスブルクも、内容は悪いながらもフランクフルトに勝ちきり、勝利でシーズンをスタートさせている。
この試合で最初にチャンスを作ったのはヴォルフスブルク。20分、右サイドのヴィエイリーニャが中央に切れ込んでミドルシュートを放ったが、ボールはGKの正面だった。
30分、ケルンがワンチャンスをものにする。GKティモ・ホルンがゴールキックから前線にロングボールを送ると、アントニー・モデストが頭でつなぐ。ヴォルフスブルクのGKクーン・カステールスがキャッチしきれず、これをシモン・ツォラーが決めてケルンが先制に成功した。ツォラーは2試合連続のゴールとなった。
ヴォルフスブルクはその後もチャンスを作ったが、追いつくことなく前半終了を迎える。
後半に入ってもケルンが相手ゴールに迫る。60分にはペナルティエリア内でモデストが右足シュートを放ったが、GKカステールスが好セーブでゴールを許さなかった。
両チーム、交代カードで流れを変えに出る。ヴォルフスブルクは66分にアーロン・ハントを下げてダニエル・カリジュリを、74分にイヴァン・ペリシッチを下げてニクラス・ベントナーを投入。ケルンは68分にレオナルド・ビッテンコートに代えてヤニック・ゲルハルトをピッチに送り込んだ。
すると83分、ヴォルフスブルクは右サイド深い位置でスローインを獲得。バス・ドストが頭で落としたところをカリジュリが右足でシュート。GKホルンが弾いたところをベントナーが押し込み、ヴォルフスブルクが同点に追いついた。
続く後半アディショナルタイムにはケヴィン・デ・ブライネがGKと一対一となる場面もあったが、GKホルンがなんとか追加点を許さなかった。
試合は1-1のドローに終わり、両チームともに連勝とはならなかった。なお、長澤に出場機会は訪れなかった。
次節、ケルンはDF酒井高徳が所属するハンブルガーSVと、ヴォルフスブルクはDF内田篤人が所属するシャルケとそれぞれホームで対戦する。