勝利を喜ぶケルンの選手たち [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第3節が29日に行われ、FW大迫勇也とMF長澤和輝が所属するケルンと日本代表DF酒井高徳が所属するハンブルガーSVが対戦した。
ここまで2試合を終え1勝1分けの負けなしで5位につけるケルンが前節シュトゥットガルトとの打ち合いを制し今シーズン初勝利を挙げたハンブルガーSVをホームに迎えるこの一戦。負傷の大迫はメンバー外、長澤と酒井はベンチスタートとなっている。
立ち上がりはハンブルガーSVが主導権を握る展開となったが得点は奪えず、前半は0-0で折り返す。
すると後半開始直後にハンブルガーSVが先手を取る。47分右からのグラウンダーのクロスにルイス・ホルトビーが左足ダイレクトで合わせるとシュートはゴール左に決まった。
しかしリードを奪われたケルンも反撃。76分にフィリップ・ホジナーが決めて試合を降り出しに戻すと、直後の79分にはPKを獲得。このファールでハンブルガーSVのエミル・スパヒッチが退場処分となりケルンは数的優位に立つと、81分にPKをアントニー・モデステがしっかり決めて試合をひっくり返した。
わずか5分で逆転したケルンがこのまま逃げ切り2-1の勝利を収め、今シーズンの無敗を維持している。なお、ベンチ入りしていた長澤と酒井には出場機会が訪れなかった。
次節、ケルンは日本代表MF長谷部誠が所属するフランクフルトと、ハンブルガーSVはボルシアMGと対戦する。
【得点者】
0-1 47分 ルイス・ホルトビー(ハンブルガーSV)
1-1 76分 フィリップ・ホジナー(ケルン)
2-1 81分 アントニー・モデステ(ケルン)(PK)