ゴールを喜ぶマッリ(手前)と武藤(奥) [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第3節が29日に行われ、日本代表FW武藤嘉紀が所属するマインツは同DF酒井宏樹とMF清武弘嗣が所属するハノーファーと対戦し、3-0で大勝を収めた。同試合でブンデスリーガ初ゴールを含む2得点を挙げた武藤が、試合後にブンデスリーガ公式HPのインタビューに応じている。
0-0で迎えた15分、武藤はエリア内で斜めに動き出し、ハイロからスルーパスを引き出すと、左足でゴール右に流し込んだ。続く29分には、左CKのクロスをシュテファン・ベルが折り返し、ゴール前でフリー担っていた武藤が頭で押し込み、この試合2点目を奪った。
身長が高い選手たちと対峙した試合を終え、「日本人の良さでもある俊敏性だったり、機動力、長い距離を走ったり。今日はそういうところで勝負していこうと思っていたので、結果につながって非常に良かったなと思います」と持ち味を生かしつつ、結果を残せたことを喜んだ。
マインツのサポーターについては「非常に素晴らしい」と述べ、「これからもっともっと愛してもらえるように、良いプレーを続けていきたいなと思っています」と活躍を誓っている。
3試合目でリーグ戦初ゴールを決められたことについては「これだけ早く点を決められたということは自分自身、肩の荷が下りたようですし、これから先どんどん点を取ることもできると思う」と重圧から解放されたことを明かし、「とにかくマインツの勝利に貢献できるように、プレーだったり、得点やアシストするということ、その他のひたむきに走ることだったり、そういうことで貢献していきたいなと思っています」と全力を尽くし、チームの勝利に貢献すると語った。
次節、マインツは敵地でDF内田篤人が所属するシャルケと対戦する。