バイエルンを率いるグアルディオラ監督 [写真]=Getty Images for FC Bayern
バイエルンやドルトムントでチャンピオンズリーグ(CL)を制し、スイス代表監督なども務めたオットマール・ヒッツフェルト氏が、「バイエルンのロッカールームで話される言葉はスペイン語ではなく、ドイツ語であるべき」「これではバイエルンからドイツ人のメンタリティが失われる」と、ラテン系外国人選手を獲得し続ける同クラブを批判した件で、指揮官のジョゼップ・グアルディオラ監督が反撃に出た。
ドイツ誌『ビルト』によるとグアルディオラ監督は、「ヒッツフェルトの下で戦ったCL決勝に出場していたドイツ人選手は、たった4人しかいなかった」とコメントしたという。同監督が言っているのは2000-01シーズンのことで、確かに先発メンバーの中には、GKオリバー・カーン、DFトーマス・リンケ、MFシュテファン・エッフェンベルク、MFメーメット・ショルら4人しかドイツ人はおらず、交代出場したFWアレクサンダー・ツィックラー、FWカルステン・ヤンカーらを含めても計6人しか、その試合には出場しなかった。
また同監督はメンタリティについても、「私はカタラン(カタルーニャ人)だからね。ドイツ人のメンタリティは持ち合わせてないよ。私は常に学び、そしてクラブのためにベストを尽くす。ユップ・ハインケス前監督が3冠を成し遂げたようにね」と発言している。