ケルンを率いるペーター・シュテーガー監督 [写真]=Bongarts/Getty Images
FW大迫勇也とMF長澤和輝が所属するケルンが、さらなる睡眠強化に努めている。ドイツ紙『ビルト』が伝えた内容によると、ケルンのペーター・シュテーガー監督は昨シーズン、スポンサーの力を借り、安眠に適したパジャマと枕を選手に配布。より快適な睡眠を取らせ、疲労回復やけがの予防を目指したことがあったという。
そして今回、同監督が導入を決めたのは粉末状の『スリープ・オプティマイザー・ベーシック』という名の睡眠薬で、選手らはこれを毎日就寝前に服用する。また、1日あたりの費用はたったの89セント(約120円)で、ケルンのヨルク・シュマトゥケ強化部長は、「これを摂取すれば、選手は夜早めに就寝できるし体の疲れもさらに取ってくれる」と話している。
ただし同強化部長によれば、この睡眠薬を飲むことは“義務”ではなく決して強制はしないとのことで、「あくまで疲労回復手段の1つ。選手の選択肢を増やしてあげたいからね」とコメントした。