CBとしてプレーしたバイエルンDFシャビ・アロンソ(左) [写真]=Bongarts/Getty Images
バイエルンは、29日に行われたブンデスリーガ第3節で、レヴァークーゼンと対戦。DF不足の中、ジョゼップ・グアルディオラ監督は、スペイン代表MFシャビ・アロンソとオーストリア代表DFダビド・アラバをセンターバック(CB)に起用した。
バイエルンは、モロッコ代表DFメディ・ベナティアが前節のホッフェンハイム戦で太ももを負傷し交代を強いられると、そのまま離脱。また、同試合でイエローカード2枚を受けて退場となったドイツ代表DFジェローム・ボアテングが、今節は出場停止処分で欠場している。その他、ドイツ人DFホルガー・バトシュトゥバーやスペイン人MFハビ・マルティネスも負傷離脱しており、バイエルンはCB不足に悩まされていた。
この状況の中、グアルディオラ監督は、CBのブラジル代表DFダンテをベンチに置き、守備的MFのX・アロンソと左サイドバック(SB)のアラバをCBに起用。さらに右SBには元ドイツ代表DFフィリップ・ラーム、左SBにはスペイン人DFフアン・ベルナトを起用し、4バックを採用していた。アラバは前節のホッフェンハイム戦で3バックの一角でプレーしていたが、主戦場は左SB。そのためCBを本職とする選手不在の先発メンバーで、レヴァークーゼン戦に臨んでいた。
試合は、リーグ戦200試合出場を達成したドイツ代表MFトーマス・ミュラーが26分に先制点を挙げると、60分にもPKで追加点を奪う。71分にはオランダ代表FWアリエン・ロッベンがPKでゴールを決めて3-0。するとバイエルンは73分に、ベルナトを下げてダンテを投入し、やっと本職のCBがピッチに立つと、そのまま無失点で試合終了を迎えている。
3連勝のバイエルンは次節、9月12日にホームでアウクスブルクと対戦する。