フィオレンティーナ移籍が決まったブワシュチコフスキ [写真]=Bongarts/Getty Images
日本代表MF香川真司の所属するドルトムントから、フィオレンティーナへのレンタル移籍(買い取りオプション付き)が決まったポーランド代表MFヤクブ・ブワシュチコフスキの人間性が、改めてスポットライトを浴びている。
1日に地元紙『ルールナッハリヒテン』が伝えた内容によると、ドルトムントのミヒャエル・ツォルク強化部長は今回の移籍について「クーバ(ブワシュチコフスキ)は最高のサッカー選手であるだけでなく、本当に素晴らしい人間だ。彼にとっては、2016年の欧州選手権に出場するため、試合に出ることが最も重要だった。我々は、彼がフィレンツェで成功を手にすることを願っている。BVB(ドルトムントの愛称)に成功をもたらしてくれたクーバは、これからもずっとBVBファミリーの一員だ」と、クラブ広報を通じてコメントを発表した。
そして同紙によれば、ブワシュチコフスキは自身の公式HPで、永遠のライバルであるシャルケからオファーがありつつも、それを断ったことを明かしている。
「シャルケから非常に熱心な誘いがあった。でもBVBファンへのリスペクトから、この話を考慮に入れることはなかった。サッカーの世界、そして人生において、お金よりも大事なものがあると、私は信じている」