フランクフルトに所属するマイヤー(写真は今年2月のもの) [写真]=Bongarts/Getty Images
日本代表MF長谷部誠が所属するフランクフルトの主将を努め、昨シーズンのブンデスリーガで得点王に輝いたFWアレクサンダー・マイヤーに、ついに復帰のめどが立った。3日、ドイツ紙『ビルト』が報じている。
報道によるとマイヤーは、同日に行われた2部・ザントハウゼンとのテストマッチにキャプテンマークを巻いて出場したという。同選手にとっては4月以来の実戦だった。
この強化試合は当初、公式HPには掲載されておらず、したがって同選手がプレーする姿を実際に見ることができたファンは、かなり幸運だったようだ。
約5カ月ぶりの試合にもかかわらずマイヤーは90分間の出場を果たしており、これについてアルミン・フェー監督は、「彼がフル出場できたことを本当に嬉しく思っている。疲労はたまっているようだが、最後まで走り抜いてくれたよ。仮にアレックス(マイヤー)がまだ本調子じゃないとしても、彼が相手に取って危険な選手であるのは事実だ。完全なコンディションになれば、きっとゴールを決めてくれるだろう」と喜びのコメントを残している。
また、久しぶりの試合を終えたマイヤーは「OKだね。最高だ。大事なことは、ひざがちゃんと(90分間)もってくれたということだ。ブンデスリーガ復帰には、もう数パーセント、パフォーマンスを高めなければならない。試合が終わって、ひざがどういう反応を示すかも見なければならないしね。また来週のトレーニングも全力で取り組むよ」と語った。
なお、試合は0-1でザントハウゼンに敗れている。