フランクフルトの本拠地コメルツバンク・アレーナ [写真]=Bongarts/Getty Images
日本代表MF長谷部誠が所属するフランクフルトが、2006年ドイツ・ワールドカップでも使用された本拠地コメルツバンク・アレーナの収容人数を、現在の5万1500人から6万5000人まで増やす計画を立てている。12日、ドイツ紙『ビルト』が報じた。
報道によると、主に増席されるのはゴール裏の立見席とのことで、フランクフルトのアクセル・ヘルマン財務担当取締役は同紙に対し、「2024年のユーロを見据えて、アレーナの拡張を考えている。我々の願望はそれだけにとどまらず、ゴール裏の席を今の9000から1万8000に上げるつもりだ。そうすることで、ファンの中でも社会的弱者にある者や、若い“アイントラハト信奉者”に対し、生のサッカー観戦を提供できるからね」と語っている。
スタジアム改築となれば、まずはホームタウンのフランクフルト市から許可を得なければならないが、同市役所のスポーツ担当部長マルクス・フランク氏もすでに賛成の意思を示しており、「スタジアム改築案は非常に魅力的だね」とコメント。
また『ビルト』によれば、役所側はむしろクラブの予定よりも多い7万人まで席数を増やすことを許可しているようだ。