今シーズン初先発となったケルンFW大迫勇也(右)[写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第5節が19日に行われ、FW大迫勇也とMF長澤和輝の所属するケルンと、ボルシアMGが対戦した。大迫は今シーズン初の先発出場を果たしている。
ケルンがホームのラインエネルギー・シュタディオンにボルシアMGを迎えての“ライン・ダービー”となった。昨シーズン12位のケルンはここまで2勝1分け1敗。前節のフランクフルト戦で2-6の大敗を喫したため、今節は勝利で嫌なイメージを払拭したいところ。対して、昨シーズン3位のボルシアMGは、開幕からまさかの4連敗。今節、初勝利を収め連敗脱出を狙う。
ホームのケルンは34分、ゴールキックから、アントニー・モデストの落としでペナルティエリア左に抜け出した大迫が、左足を振り抜くも、シュートは相手GKヤン・ゾマーに阻まれる。さらに42分、ケヴィン・フォクトからの浮き球のパスに反応した大迫が、エリア内左でシュートを放つが、枠を捉えられなかった。前半はスコアレスで折り返す。
後半に入って、試合を動かしたのはケルン。64分、左サイドのレオナルド・ビッテンコートがクロスを供給。そのボールに中央のモデストが頭で合わせて、ゴール右隅に決めた。モデストはリーグ戦3試合連続ゴール。今シーズンの公式戦では6試合出場で7得点目となった。
その後、ボルシアMGも攻勢に出るが反撃は実らず。ケルンが1-0で、7年ぶりに“ライン・ダービー”を制した。なお、大迫は88分までプレーしている。一方、ボルシアMGは開幕から泥沼の5連敗。昨シーズンからだと、1998年以来のリーグ戦6連敗となった。
ケルンは次節、22日にアウェーで日本代表FW原口元気の所属するヘルタ・ベルリンと対戦。ボルシアMGは23日にホームにアウクスブルクを迎える。
【得点者】
1-0 64分 アントニー・モデスト(ケルン)
By サッカーキング編集部
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