インゴルシュタット戦に出場した大迫(右) [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第7節が25日に行われ、FW大迫勇也とMF長澤和輝の所属するケルンとインゴルシュタットが対戦した。
6試合を消化しここまで3勝1分け2敗と勝ち点で並んでいる両チームの対戦。2トップの一角でスタメンに名を連ねた大迫は3試合連続の先発出場、長澤は4試合ぶりにベンチ入りを果たしている。
開始早々の2分、ケルンがいきなりビッグチャンスを作る。右サイドから攻撃を展開すると、クロスボールがGKの頭上を超えてゴール前でフリーとなっていた大迫のもとへ。大迫は倒れ込みながらボレーを狙ったが、うまくミートすることができずシュートはDFに阻まれ先制点とはならなかった。
決定機を逃したケルンだったが10分に試合を動かす。右サイドからマルセル・リッセがアーリークロスを供給するとエリア内中央でアントニー・モデストが高い打点のヘディングシュートでゴールネットを揺らした。
ところがケルンはリードを守り切ることができない。21分、右からのCKに中央でマークを振り切ったマーヴィン・マティプが頭で合わせゴール左隅に決め、インゴルシュタットが試合を振り出しに戻す。
同点のまま迎えた後半は互いに攻め手を欠き、なかなかチャンスが作れないまま試合は終盤へ。すると82分、大迫に決定機が訪れる。右CKのこぼれ球をエリア外にいたヤニック・ゲルハルトがダイレクトで狙うと、キックミスとなったシュートがゴール前にいた大迫に渡る。これを胸でコントロールした大迫は右足を振り抜いたが、GKの右手に当ててしまいゴールを奪うことはできなかった。
試合はこのまま終了し、1-1の引き分けに終わっている。なお、大迫はフル出場を果たし、長澤は出場しなかった。
次節、ケルンは10月4日に敵地でDF内田篤人が所属するシャルケと、インゴルシュタットは同3日にホームで日本代表MF長谷部誠が所属するフランクフルトと対戦する。
By サッカーキング編集部
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