開幕8試合連続で先発出場したフランクフルトMF長谷部誠(中央) [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第8節が3日に行われ、インゴルシュタットと日本代表MF長谷部誠の所属するフランクフルトが対戦した。長谷部は右サイドハーフに入り、開幕から8試合連続で先発出場となった。
ここ3試合白星がない12位のフランクフルト。対して、昇格組のインゴルシュタットは勝ち点差2で9位につけている。今節は、フランクフルトがインゴルシュタットのホームに乗り込んでの一戦となった。
前半は、両チームとも決定機を作れず、スコアレスドローで折り返す。後半に入って主導権を握ったのはインゴルシュタット。50分、左サイドで獲得したFKから、パスカル・グロスのボールに、中央のベンヤミン・ヒュブナーが頭で合わせるが、シュートはわずかに枠の左に外れた。さらにインゴルシュタットは52分、右サイドのマシュー・レッキーからのクロスに、ニアサイドのマックス・クリスティアンゼンが合わせるが、シュートはGKルーカス・フラデツキーにセーブされた。
一方のフランクフルトは57分、長谷部を下げてヨハネス・フルムをピッチに送り出した。70分には、右サイドからのクロスに、エリア内中央のアレクサンダー・マイアーが右足でダイレクトボレーを放つが、ミートしきれず、シュートはGKラマザン・エズカンにキャッチされた。
すると78分、インゴルシュタットが先制に成功する。エリア手前右でパスを受けたグロスが、自ら左足を振りぬくと、シュートは右ポストをかすめ、ゴール右隅に突き刺さった。さらにインゴルシュタットは84分にリードを2点に広げる。味方のロングボールに反応したシュテファン・レックスが抜け出すと、飛び出したGKもかわして、無人のゴールに流し込んだ。
試合はこのままタイムアップ。フランクフルトは、0-2で昇格組のインゴルシュタットに敗れ、4試合白星から遠ざかる結果となった。なお、長谷部は57分までプレーした。
フランクフルトは次節、17日にボルシアMGをホームに迎える。インゴルシュタットは18日に、シュトゥットガルトとのアウェーゲームに臨む。
【得点者】
1-0 78分 パスカル・グロス(インゴルシュタット)
2-0 84分 シュテファン・レックス(インゴルシュタット)
By サッカーキング編集部
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