チームメートのゴールを喜ぶ武藤嘉紀(右) [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第8節が2日に行われ、日本代表FW武藤嘉紀の所属する12位マインツは、勝ち点差1で9位につけるダルムシュタットに3-2で競り勝った。
武藤は1トップで7試合連続スタメン入りし、前半24分にはチーム2点目となるMFユヌス・マッリのゴールをアシスト。移籍後初となるアシストをマークした。マインツは57分に追いつかれたが、64分に武藤が放ったシュートのこぼれ球をFWパブロ・デ・ブラシスが押し込んで勝ち越しに成功。武藤は83分までプレーした。
スポーツサイト『Sportal.de』は、武藤にチーム4番目タイとなる「3」(最高1点、最低6点)の採点をつけた。採点の数字こそそれほど高くはないが、寸評では「なぜ、マインツのクラブ幹部が武藤のことを紛れもないお買い得選手と位置づけていたのか、日に日に分かってきた」と、武藤の値段以上のパフォーマンスを絶賛し、高評価となっている。
さらに、「この試合でもありとあらゆるところに姿があった。競り合いにも積極的に挑み、ワンダフルなアシストを決めた。キックの精度がもう少し高ければ、あと2、3回はアシストを決めることができていた」と、1対1にひるむことなくピッチ上を走り回る姿と、記念すべき初アシストを称えた。
しかし、最後に「後半は他のチームメート同様に、目立つ動きが少なくなり、リードを守ることに徹した」と付け加え、スタミナ切れがマイナス評価につながった模様。
地元紙『Allgemeine Zeitung』の採点も「3」となり、「序盤は、ダルムシュタットの荒々しいやり方に大苦戦した。だが、試合が進むにつれて調子を上げていった」と、屈強なDFに苦しみながらも、その中で対応していった点を評価した。なお、同紙の最高点は、マッリら3選手の「2」だった。
By サッカーキング編集部
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