来季からホッフェンハイムを率いることになったナーゲルスマン氏 [写真]=Bongarts/Getty Images
ホッフェンハイムは27日、同クラブのU-19チームを指揮するユリアン・ナーゲルスマン氏が来シーズンからトップチームの監督に就任すると、クラブ公式サイトで発表した。
今シーズンここまで1勝3分6敗で17位と低迷するホッフェンハイムは26日、マルクス・ギスドル監督を解任し、フーブ・ステフェンス監督の就任を発表。2016-17シーズンから、ナーゲルスマン氏がステフェンス監督の後を継いでトップチームの監督を務めることになった。
現在28歳のナーゲルスマン氏は、監督ライセンスを取得するために講義を受けて勉強しているという。20歳の若さで現役を引退し、アウクスブルクのBチームやホッフェンハイムのユースチームで指導経験を積んできた。
ホッフェンハイムのピーター・ゲルリヒCEOは「今は難しい状況ではあるが、将来のことを決めておくのは大事なことだ」と、来シーズンの監督をこのタイミングで決定した意向を示した。
また、アレクサンダー・ローゼンSD(スポーツディレクター)は、「彼は28歳と若いが、常に監督候補だった。彼はもう10年近くコーチをしているし、我々の哲学に完璧にフィットしている」と話し、ナーゲルスマン氏を監督に決めた理由を明かした。
さらに、「フーブ・ステフェンスは“今”であり、ユリアン・ナーゲルスマンは“未来”である。我々は(ステフェンス監督の)クオリティーや経験、冷静さを信頼している」と、ステフェンス氏の手腕を評価した。
ホッフェンハイムは、ナーゲルスマン氏と来シーズン以降の監督就任で合意し、2019年7月30日までの3年契約を結んでいる。
By サッカーキング編集部
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