マインツに所属するMFマッリ [写真]=Bongarts/Getty Images
日本代表FW武藤嘉紀が所属するマインツの、ドイツとトルコの二重国籍を持つMFユヌス・マッリがトルコ代表を選択した。29日付のドイツ紙『キッカー』が報じている。
マッリはU-17からU-21までの各年代別ドイツ代表として43試合の国際試合に出場していたが、ドイツ代表に招集されることはなかった。それもあってか、トルコ代表としてプレーする道を選んだという。
同選手の代理人は、「難しい決断だったと思うが、彼にとって次のステップとなるだろう。トルコ側は彼を熱心に誘っていたよ。二重国籍に関する手続きも問題ないみたいだ」と話し、トルコ代表を選択した経緯を明かした。
また、「もう少し早ければ、ユーロ2016予選のチェコ戦とアイスランド戦に招集されていたかもしれない」と続け、トルコ代表デビューも近いのではないかとの考えを示した。
トルコ代表を率いるファティ・テリム監督は9月23日に行われたブンデスリーガ第6節のレヴァークーゼン戦を視察し、マッリとも個人的に接触したという。同代表は11月12日にカタール代表との親善試合を予定しており、早ければその試合でマッリが代表デビューする可能性もある。
By サッカーキング編集部
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