今季初先発を飾った長澤(中央)と、フル出場した大迫(左) [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第11節が10月31日に行われ、FW大迫勇也とMF長澤和輝が所属するケルンとホッフェンハイムが対戦した。大迫は右サイドハーフで2試合ぶりの先発出場、長澤は左サイドハーフで今シーズン初出場、初先発を飾った。
前節、ケルンは首位のバイエルンに4失点の完敗を喫し、リーグ戦2連敗。順位を9位に落としている。今節はホームに17位ホッフェンハイムを迎え、3試合ぶりの白星を目指す。
試合は開始早々からケルンがチャンスを作る。13分、相手DFのコントロールミスを拾ったフィリップ・ホジナーがビッグチャンスを迎えたが、GKオリヴァー・バウマンが必死の守りで得点を許さなかった。
さらに15分、アントニー・モデストのパスから抜けだした長澤がエリア内左からシュートを放ったが、ここは枠の上に外してしまった。その後もケルンはホッフェンハイムのゴールに迫ったが、先制点を奪えずに前半終了を迎えた。
ケルンはハーフタイムに長澤を下げ、左手を痛めているレオナルド・ビッテンコートを投入した。すると後半立ち上がりの48分、ケルンはケヴィン・フォクトが前線でボールを奪取。ゴール前左でフリーのモデストへヒールパスを送り、ビッグチャンスとなったが、モデストのシュートは枠の右上に外れてしまった。
続く57分、右サイドから上がったクロスをモデストがヘディングで狙ったが、ここはGKバウマンの好セーブに防がれてしまう。76分、大迫が中盤でボールを持つと、ドリブルでゴール前まで持ち込み、左足でミドルシュートを放った。しかし、ここはGKバウマンの正面に飛んでしまい、ゴールを割ることができない。
結局試合は動かず、0-0のスコアレスドローに終わった。ケルンは4試合未勝利となった。なお、長澤は前半のみの出場。大迫はフル出場している。
次節、ケルンは敵地でレヴァークーゼンと、ホッフェンハイムはホームで日本代表MF長谷部誠が所属するフランクフルトと対戦する。
By サッカーキング編集部
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