代表戦後にドルトと対戦のHSV、酒井高は香川を警戒「非常に危険な選手」

酒井高徳

7日のダルムシュタット戦でフル出場したHSVのDF酒井高徳 [写真]=Bongarts/Getty Images

 今シーズン開幕前にシュトゥットガルトからハンブルガーSV(HSV)に移籍したDF酒井高徳が、ドイツ紙『ビルト』のインタビューに応じた。

 今シーズンの酒井は8月上旬のDFBポカール1回戦にフル出場したが、その後は出番を失い、ブンデスリーガ開幕から第11節まで、日本代表MF原口元気が所属するヘルタ・ベルリンとのアウェー戦、後半45分に出場したのみだった。しかし右SBでレギュラーを務めていたドイツ人DFデニス・ディークマイアーが負傷したため、酒井は先週末の第12節で今シーズン初のリーグ戦フル出場を果たしている。

 残念ながら今回、日本代表から外れてしまった酒井は、現在クラブで練習に励んでいるが、各国代表戦が終わった後の20日には、ブンデスリーガ第13節で同MF香川真司が所属するドルトムントとホームで対戦する。

 首位バイエルンと勝ち点差5で2位につける同クラブとの試合について、酒井は「彼らは今トップフォームにある非常に良いチームです。ファンの何人かからは『ドルトムントとの対戦は楽しみだ!』と言われました」と話し、同じ日本人である香川のことを聞かれると「普段から連絡を取りあう友人です。代表チームでもよく話をしますね。グラウンドの上での彼は非常に危険な選手です。密着マークをしなければなりません」とコメントしている。

 また、新天地に来てから4カ月が経過し、ここまでのチームの印象については、シュトゥットガルトと比較しながら、こう話している。

「スーパーですよ。チームの雰囲気は良いですし、お互いを理解し合っています。例え試合で勝てていなくても団結は崩れません。シュトゥットガルトではあまりそのような感じではありませんでした。孤独に思う選手もいたと思います。でも、ここでの一体感はそれよりもはるかに大きいですね。試合に出る選手をみんなが応援するんですから」

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