2013年にバイエルンに加入したMFチアゴ・アルカンタラ [写真]=Bongarts/Getty Images
バイエルンに所属するスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラが、13日に開催された親善試合のイングランド代表戦で負傷した。18日付のドイツ紙『ビルト』によると、復帰まで最大1カ月を要する見込みだという。
2013-14シーズンの初め、バイエルン指揮官に就任したばかりのジョゼップ・グアルディオラ監督が獲得を熱望し、移籍が実現したチアゴ。だが、これまで度重なる負傷に悩まされ、公式戦での出場はこの2年半弱で55試合に留まっている。
『ビルト』紙によれば、バイエルンがバルセロナに支払った移籍金は2500万ユーロ(約33億円)で、チアゴの年俸は800万ユーロ(約11億円)。つまり、ここまでの2シーズン半で同選手にかかった費用は総額4400万ユーロ(約58億円)に上り、これを1試合あたりに換算すると、その単価は80万ユーロ(約1億1000万円)になるという。
チアゴは加入直後の2013年夏、右足首じん帯損傷で離脱すると、2014年3月、同5月、同10月には右ひざの内側じん帯を3度負傷。今年4月4日、日本代表MF香川真司が所属するドルトムントとのリーグ戦で371日ぶりの復帰を果たし、今シーズンに入ってからも公式戦19試合のうち17試合に出場するなどフル稼働だった。
By サッカーキング編集部
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